黄昏将棋所

級位者によるメモ

ウォーズ初段になりました

スタートから初段になるまでを振り返って、やってきたことや思ったことを書いていき他の方の参考になればと思って書いています。 期間的には2年弱の達成となったので結構早くの到達となりましたが、一時期はほとんどのプライベートを将棋に割いていたぐらいやってたので期間的な所は無視していいです。 きちんとした文章は書けないので、適当な感じで書いていきます。

【棋風】 オールラウンダー オールラウンダーになった99%の理由は相がかりが分からないからです。

【得意戦法】 横歩取り勇気流 後手番四間飛車(初段到達時に一番勝率が高かった。先手番は指しません)

【前提】 個人的な意見かもしれませんが、強くなりたい大人は理論から入った方が良いです。 実戦で強くなれればいいですが、負け続けると楽しくないですからね。 それならある程度理論から入ってというのが自分の考えです。 あと、教室いけるような人は行った方が仲間出来るしモチベーション出るしでおすすめします。

ちょこちょこ大人でもいける教室はあるので、探してみてください。

【初段になるために役に立ったこと】 ここでは初段になるために役に立ったことをつらつら書いていきます。

1.実戦 最終的にはほとんど研究とか勉強せずに対局ばっかやってました(そこまで時間取れなかったというのが大きい)。 基礎力がそこそこあるなら自分の今の限界と思われる達成率まで対局ばっかしてる方が良いかもしれません。 実戦では最初の指し手と応手は毎回決めてやっていました。 ちょろちょろ形変えるよりもある程度の決まり事を作った上でやりましょうってことです。 決まり事がないとあんまり強くなれないと思ってます。 (ルールを決めるまではうろちょろしてても問題ありません。一番楽しい戦法を選ぶのに勝るものはありません。)

2.駒落ち戦 下手も上手も結構な数持っていますが、両方ともとても役に立ちました。 ・上手 どうやったって駒が足りないので全部は受かりませんがその中の最善を選ばないとすぐに崩壊してしまうので受けの力が身に付きます。

・下手 自分はプロとの駒落ちは4枚落ちからスタートしましたが、初段辺りだと2枚落ちで良い勝負ぐらいが相場ですしそんな感じです。多面でたまーに勝てるぐらいが初段でもありますが、それもそんな感じです。 駒落ち定跡を覚えた方が良いかという話題を良く耳にしますが、自分は覚えておいた方が圧倒的に良いと思ってます。 利点としては「どのプロと指導対局しても同じ形になりやすい」「他の人の対局で参考になりやすい」が大きな理由です。 相手の応手が限られるのもあり難しい定跡ではないのでさっくり覚えてしまいましょう。 平手に役に立たないという意見もあるかと思いますが、平手に役立つことの方が明らかに多いです。

話が横道にずれたので戻します。 駒落ち下手の利点としては「正しい攻めを行う必要がある」「なんか良く分からない手がとんできた時の対処がうまくなる」というのが大きいかなと思います。もちろん他にもありますが、大きく思いついたのがこの2つです。

それぞれ説明していきます。 前者は簡単なことで、上位者に対して間違った攻めをしても通用しません。同じくらいのレベルであれば間違えても通用することがありますが、上位者には絶対に通用しません。 えいやっと適当な手を指すのではなく読んで正しい手を指して勝ちを得るという経験はとてつもなく財産になります。 特に2枚落ちとかちょっとした緩手でも敗着になりえてしまうので(なんでやねんと毎回思います)、本気で読んだら終わったことには正直ぼろぼろです。 後者は何が言いたいかというと、駒落ちは上手が勝てるようなものではありません。当たり前ですが。 そのためプロでも勝負手を放ってくることが多々あります。 そして、こちら側では読めない手を放ってきます。 それが対処しなければいけないものなのかとか放置してよいものなのかとか判断しなければいけません。 最初はよく混乱しましたが、回数を重ねると結構慣れてきます。 どうやっても全部読める訳ではないので、この経験は(しかもプロが放ってきた手)平手でも

3.詰将棋 3手はほぼ確実に5手はまぁまぁ分かるというレベルで問題ありません。 ハンドブックを何週もしてれば良いので手軽に出来る勉強でおすすめできます。

【初段になるために役に立たなかったこと】 1.棋譜並べ 自分が合わなかっただけかもしれませんが、全然役に立ちませんでした。 何回か並べたことがありますがすぐに辞めてしまいました。

プロの指し手は解説が全部に付いてないと正直分かりません。

2.コンピュータ研究 こっちも途中でやめました。 初期の技巧で幾つかやりましたが、記事にしたやつ以外は課題局面もなかったので、ブログの記事以降はやっていません。 課題局面が出るようなレベルまでやる必要はないかと思います。

【初段になるまでに使った戦法】 それぞれ得意戦法があると思いますが、居飛車党だと色んな戦法をどうしても指さないといけないので自分が使っている戦法について書いておきます。 勉強は基本本でやっていたので、おすすめの本も一緒に書いておきます。

1.先手 絶対7六歩をついてました。 基本居飛車しかもちません。

・対うそ矢倉 右四間飛車を使ってました。 居角左美濃にするかは流れです。

居角左美濃の勉強は慎太郎先生の本が名著すぎるのでおすすめします。

・角換わり ほとんどなりませんでしたが、なったときは腰掛銀にしてなんとなく指してました。 研究してましたが、なんちゃって4五桂速攻とか研究してないけど最新形!というミーハー感でやってます。

角換わりの本は西尾先生と中村太一先生の本がおすすめです。 古い形ですが、戦法の基礎を学ぶのにうってつけです。

横歩取り 勇気流一本です。最初は普通の形を指してましたが、 指向すれば

横歩の本は野月先生の本がおすすめです。 あの系統の本では一番良書だと思ってます。

・一手損角換わり 早繰り銀で対抗しています。 分かりやすくて勝てるのでこれで良いと思ってます。

一手損の本は対抗する側の視点で書かれていないものが多くて対策には困りました。 角換わりの西尾先生の本の中に少し書いているのでそれをベースにしています。

・相がかり 指しません。

・対ノーマル四間飛車 銀冠穴熊にしてます。普通の穴熊は級だと指しこなせません。

本は増田先生の本ですね。 これは良く同じに形になるので大変助かりました。

・対角交換四間飛車 結構勝率が悪くてこまっていますが、矢倉で対抗しています。 正直そこまで対策たてられてなくて頑張るとしか言えないような状況で戦っています。 本もこれだっていうのが無くて困っているところです。 (大石先生の本はまだ未読)

・対ノーマル三間飛車 持久戦だとなぜか全然勝てなくて急戦やるようになりました。

割くページ数は少ないですが畠山鎮先生の本で簡単に勉強してなんとなくで戦ってます。

・対向かい飛車 これも銀冠穴熊で対抗しています。 ただ、ほとんど当たらないので決め事が実戦で役に立っていない感じです。

知り合いでも使い手一人しかいないんですよねぇ・・・

・対ゴキゲン中飛車 どんな形になっても超速からの二枚銀で対抗しています。 形決めてやるやり方をとっているので、これだけで意外と勝率稼げてます。

これは畠山成幸先生の本で勉強しました。 これだけあれば大丈夫なくらいです。

2.後手 相手は2六歩なら3四歩から振り飛車、7六歩なら8四歩から居飛車でやっています。 相手の戦法が限られるので最終形としてこのルールとなりました。

・対矢倉 居角左美濃で対抗しています。

・対角換わり 後手もなんとなく最新形で対抗しています。

・対原始棒銀 ノーマル四間飛車で対抗しています。 これは勉強してなくて良くわからないけどとりあえずこんな感じで!っていう感覚でやってます。

最新の藤井猛先生の四間飛車上達法に対策書いているという話なので、今度読みます。

・対ノーマル四間飛車 飯島流引き角戦法でやっています。 勝ちやすい戦法なので、かなりお勧めできる戦法です。

戦法開発者である飯島先生の本がリバイバルされたのもありこれでといいたいのですが、最初ちらっと読んで後は流れで頑張っています。

・対ノーマル三間飛車 後手でも急戦で頑張っています。 三間飛車党の人って持久戦に慣れている感じもあるので、急戦の方が勝ちやすい気もします。

・対石田流 三手目6二玉型から持久戦目指して頑張っています。 正直あんまり得意ではないので、もっと良い戦い方を知りたいと思ってます。

本はこれっていうのがない感じです。

・対先手中飛車 居あい抜き超速からの二枚銀でやってます。 なんとなく同じ感じで攻めていけるので採用していますが、さすがに二枚銀じゃない戦い方をそろそろ知る必要がある感じです。

丁度上村先生の本が出たばかりなので、これで勉強しようと思ってます。

・対向かい飛車 対戦したことがない件について。 なので対策全くしてません。

【最後に】 とりあえずつらつら書いてみました。 1mmでも役にたてばと思います。

電王手一二さん写真コレクション

たいした写真じゃなくて恐縮ですが、折角撮ったので撮った写真全部あげます。

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ニコニコ超会議2017 1日目に行ってきました。

まだ行ったことがなかったので、行ってみた感想やらレポートやらをつらつらと書いていこうかなと思います。

行こうとしたきっかけ

単純に行ったことがなく(ネット視聴組でした)、ドワンゴさんがどんなイベントやってるのかが気になったのが理由です。

お値段的にもお安いですしね。

終結論としては安すぎてこりゃ赤字になるわって値段な印象です。

入場

9時半頃に海浜幕張駅について1時間ほどで中に入ることが出来ました。

この時期は暑かったり寒かったりが分かりにくいので、ある程度調節しやすい恰好が良いと思います。

トイレは1時間行けないので少なくとも駅でと言いたいところではありますが、駅のトイレもいい感じの混雑具合なので、もう少し手前で行ったほうが良いです。

男性の小なら問題ない感じなので、それくらいは許容されます。

今回の指導対局の1回目スタートに間に合わせたい場合は9時頃に駅付くようにしておくと安全かと思います(ダメでも責任はとれません)。

会場内

前にTGSへ行ったことがありますが、全然それより普通に歩けたし特に困ることはありません。

今回は会場内で食べたりしませんでしたが、通りかかった感じでは食事もそこまで並んでるってほどじゃない時間もあります。

14時半頃はまぁまぁくらいの時間で買えそうです。

囲碁・将棋ブースについて

今回は入場口から一番遠くにあるので、そこそこ歩きます。

ブース内は指導対局の場所が少し大きめでイベントを見るスペースは少し狭めになってます。

近くで見たい方は少し早めに座席を確保しないと遠くからしか見れないので注意が必要です。

あと、駒書き体験は14時くらいだったと思いますが、それくらいには少なくとも終わっていたので、やりに行く方は午前中にやったほうが良い感じです。

電王手一二さんとの方はずっとほどほどに並んでいてそんなに待たないで指すことが出来ました。

時間があるときで大丈夫ぽいです(ダメでも責任はとれません)。

指す際は前の人から引き継いで指し続けますが、評価値がある一定以上マイナスになると初手からやり直しになるというやり方をとっているそうです(運営さんに確認済み)。

私はたまたま初手から指すことになったので、普段通り指したら後手番のポナンザ(2016年版とのことです)さんは2手目3二金とやってきて面白かったです。

後手番の指してについては後日、佐藤天彦叡王が語ってくれると思いますが、振り飛車にされたらどうするんだろって思いました。

私は居飛車党ですしあんまり変な手指してもなと思ってたら、角換わりの定跡になり、これはこれですまんかったという展開になってしまいました。

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次の方は中飛車にされててそれはそれで驚きました。

指導対局

1回10名×2名分の受付がありますが、受付は30分前になったらそばに受付所が出来てそこに並ぶ感じでした。

枠はすぐに埋まりますが、時間ちょっと前から運営さんが何名かいる場所にいれば大丈夫だと思います。

自分は2回目(中村大地六段、中村桃子女流初段)の回を狙って動いて、見事その回で指導いただけました。

大地先生は以前別の機会で指導いただいたことがあるので、今回は桃子先生の方に並びました。

どの回も女流の先生の方が早く並ぶ感じになってるみたいなので、女流の先生に指導いただきたい方は時間をきちんと確認して会場内を動いたほうが良いと思います。

指導場所は比較的広めに取られていて人も少ないので、思ったより寒いので受ける方は注意してください。

少し暑く感じるし考えて熱持つからとはおってたパーカー脱いで始めたら、見事に着る羽目になってしまいました。

半袖1枚とかで行くのは、私はおすすめしません。

指導対局の中身

他の人の手合いも見てましたが、色んな手合いの方がいました。

棋士の先生の方の手合いは多め、女流の先生の方の手合いは少なめに感じました(色々思うところはあります)。

私はどの先生でも二枚落ちでお願いしているので、どちらの先生でも手合いは変わりませんが。

ちなみに、今回は1時間という枠でやっているので最大の手合いが6枚となっているようなのでご注意ください。

将棋のルール知って対局ができるという所としないと時間オーバーしてしまうのでしょうがないところです。

tasogareiの対局内容

二歩つっきりの定跡系の進行となりました。

余談ですが、他の方の進行を見ると定跡系に進んでない方が多かったです。

なので、駒落ち定跡知らない方でも気軽に挑戦してみてください。

話を戻します。

で、少し損な手も指してしまいましたが、一直線な感じで下記の画像の場面まで進行しました。

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ちなみに損な手は△9六歩▲8五歩の交換を入れてしまったことです(分かりやすくするため、下手を下にして符号を入れていきます)。

この手順に進むなら損で入れない方が下手的には得なはずです。

読み筋というかよくやられる手順としては、仕掛けの場面から

▲4四歩△6六歩▲同歩△4四歩▲6七銀としたときに攻め手が難しく、将来的に8五歩と伸ばされた後に△8六歩▲同歩△8七歩を同金としなければいけないのが嫌で端歩突いたのです(7九角は勝てません)。

この順であれば銀交換が成立するので特にいらない交換でした。

で、この順からはほぼ間違いなく▲2四歩~▲2五歩とされます。

4五歩は同桂の味が良すぎて下手が勝ちやすいので、してくれる先生は存在しません。

この局面は以前別の指導対局で思い切り手順を間違えてぼこぼこにされた手順でもありました。

悔しかったので、ここからの手順は考えていて(正しい手順かは知りませんが)

▲2四歩△4四歩▲2五歩△同桂として△4六飛から4筋の突破を狙う手順を考えていました。

この手順から優位を少し築くことが出来、二歩しそうになったとか受け間違えそうになったとか怪しい手順は色々ありましたが、勝ち切ることが出来ました。

褒めてもらってニコニコな指導対局となりました。

中村桃子先生、指導対局いただきありがとうございました。

指導中の携帯は禁止だったので写真はありませんが、とても綺麗だったということを追記しておきます。

指導対局のあと

最後までいると電車の混雑がやばそうなので、ぶらぶらしながら帰ることにしました(正確な順番は指導対局→電王手さんの順で体験しましたが、文章の都合上前後します)。

ちょうど幕内の取り組みが始まる大相撲みたりコスプレの人みたり、色んなブースを覗いたりしながら入り口側へと向かっていきました。

ふと、N高校の将棋部で指導対局したりVSやったりする光景があったので寄ってみたら、指導対局されてる方がどうみても某六段ぽい方がしていました。

午前中にその方はニコ超にいるとの情報はツイッターでゲットしていましたが、本物?と見ていたらたまたま席が空いて指導いただけることになって、喋るとどう見ても阿部光瑠六段です。本当にありがとうございました。

なんで気づかないかと言いますと、すごくしゅっとされていてN高校生と違いないぐらい若い感じがしていて気づきませんでした。

喋ると流石に気づきましたが、めちゃくめちゃびっくりしました。

対局は二枚落ちでやりましたが、終盤までこちらが形勢良く勝ちそうなところまで行きましたが、王手飛車の筋に入りかけて寄せが遅れたのと明確な勝ち筋を逃したのと受け間違えたので負けました。

勝ち筋に関してはこのクラスで気づける人間おらん!ってぐらい難しい筋だったので、逃してもしょうがない感じでした。感想戦で教えていただくまで全く考えもしない筋でした。

ただ、終盤頑張ればすぐに上に行けますよと言っていただけたので、終盤の勉強頑張りたいです(簡単ではないという現実)。

定跡から外れるのがそこそこ早かったので、細かい盤面は覚えておりませぬため、特に役立つ情報はありません。無念。

最後に

阿部光瑠六段の指導対局後は本当に帰りました。

思ったより楽しめて来年も内容次第ですが、行こうかと思いました。

明日もありますが、ドワンゴさん頑張ってください!

関連ページへのリンク

news.infoseek.co.jp

3時間47分のあたりから指してるのが自分です。

将棋ウォーズ1級になりました

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2級に上がってから早半年以上経ちましたが、ついに1級になることができました。
ただし、最後の2戦はサブ垢に当たったりして変に達成率下がっても嫌なので、急所の場面で神に頼ってはいます。
(何回かそれで昇級逃しまして・・・)

本来であれば自分の実力でと行きたいところではありましたので、精進が足りません。
引き続き精進を続けたいところです。
とりあえずは降級しないように・・・

ブログはしばらく放置してましたが、なりづらい課題局面について放置してただけです。
なりづらいですが、知っておいて損がないので今月中くらいにはまた技巧先生に伺ってみます。
月毎のほうはあまり意味がないということに気づいたので辞めます。

勝率5割になりました

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昇級した訳ではないですが、最大40くらいあった負債を返し終えてうれしくなったので記事にしました。
最後は6連勝にてストレートで返し終わりましたが、寄せがgdgdすぎるので更なる精進が必要であることを痛感しただけとなりましたがw

次は1級への昇級をなんとか今月中にという感じになればベストです。
一度達成率が90%超えたのですが、見事に叩き落されてるので、もっと頑張らないといけません。

11月の将棋ウォーズ結果

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11月は聖の青春コラボということで山崎先生アバターが100勝報酬というのもあって頑張ってみました。
無事にゲット出来たのでとても満足な月とでしたね。

中身としては達成率の攻防ラインを上げる事には成功しましたが(現在65~75が攻防ライン)、1級まではまだ遠いなといったところです。
2級の上ともなると初段との対局となることも多く弱点(中盤~寄せ)のせいで負けるといったことも増えて来ました。
序盤ももっと精度を高めていかないといけないのですが、この弱点は流石に放置出来ません。
何度なく言ってますが、上の方とやると弱点が浮き彫りになってきますね。
効果が出てるかよくわからないけど、棋譜並べや中盤~寄せの強化を今月もやっていきたいと思います。

今回の記事とは全然関係ありませんが、今日将棋動画を漁っていたら貞升南女流の恰好いい解説動画を発見したので、共有しとうございます。
この差し回しは是非真似したいです。

www.nicovideo.jp

居飛車対早石田序盤対策を技巧先生に伺ってみた

今回の目的

本で読んだ対策と違う手を良く指されて負けるので、色々考察してみます。
基本的には乱戦上等な感じの序盤を指された時の対応となります。

ルールは前回と同じく技巧先生に1分は考え貰いました。

基本図

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・初手から ▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △4二玉 ▲7八飛

5手目6六歩がおだやかになる手順で定跡的にはこちらなのですが、全然その形になりません。
4手目6二銀とすると6六歩じゃなくて7八飛で良かった記憶がありますが、4二玉型にもこの手順で来る人がとても多いです。
基本的に乱戦になるので、ちょっとしたミスで終わる将棋になりやすいため、きちんと覚えておきたいですね。

ちなみに6六歩とされて角道が止まったら左美濃に組んで8筋伸ばして6三銀型を作るのを目指して一局です。

技巧先生に伺った手順(その1)

  1. △8八角
  2. ▲同銀
  3. △4五角 -> この筋違い角の受けがなく馬がタダで作れます
  4. ▲7四歩 -> 3六角は口述します
  5. △同歩
  6. ▲5五角 -> 飛香の両取り
  7. △3三桂 -> 飛車には銀の紐が付いてるので、これだけで守れます。4二玉型にした効果です
  8. ▲5八玉 -> 飛車を守る手です。5八金や8二角は後述します
  9. △2七角成
  10. ▲7四飛
  11. △7三歩
  12. ▲3四飛 -> 同角成から竜作る手順は後述します
  13. △3二金
  14. ▲3六歩 -> 馬を閉じ込めにかかってます
  15. △5四歩
  16. ▲7七角 -> 同飛は△3六馬が飛車当たりで▲3四飛 △4五馬が飛角両取りで後手良しです
  17. △2六馬
  18. ▲3五飛
  19. △3四歩
  20. ▲6五飛 -> ▲同飛車は△5三角です
  21. △5三馬
  22. ▲8六角
  23. △4四歩
  24. ▲3八金
  25. △8六馬
  26. ▲同歩
  27. △6四歩
  28. ▲同飛
  29. △5五角
  30. ▲6六飛
  31. △同歩

ここまでとします。
評価値はここまででほぼ0に近く互角となっています。

ここからの将棋ですが、ちょっとしたことで形勢は触れるので注意が必要な局面です。

4手目△7四歩に変えて3六角

  1. ▲4六角 -> お前馬作るならおれも作るぜって手ですね
  2. △6七角成 -> そんなの関係なく作り合いです
  3. ▲6三角成
  4. △6二飛 -> 見えづらいですが、好手です
  5. ▲同馬 -> ▲8一馬は△4九馬から竜作られて大惨事です
  6. △同銀
  7. ▲5八金右
  8. △6六歩 -> 継続手です。馬を取られてもと金が残った上に飛車あたりの先手です
  9. ▲6八歩
  10. △7八馬
  11. ▲同金
  12. △4五角
  13. ▲5六角
  14. △2七角成 -> △4九飛までの詰めろ
  15. ▲4八金
  16. △7二馬

ここまでとします。
△6二飛の好手から始まり、後手の技が光る手順になりました。
この手順を知っていればばっちりですね。

8手目△5八玉に変えて▲5八金

  1. ▲5八金 -> 疑問手でした。8八にいる銀が浮いてるのが痛いです
  2. △2七角成
  3. ▲7四飛
  4. △4五馬
  5. ▲8二角成
  6. △同銀
  7. ▲7二飛打
  8. △同金
  9. ▲同飛車成
  10. △5二飛車
  11. ▲8一竜
  12. △6四歩
  13. ▲6一竜
  14. △5一金
  15. ▲6四竜
  16. △5五角
  17. ▲同竜
  18. △同馬
  19. ▲7八金打

ここまでとします。
▲8八の銀が浮いてるのが辛く大駒3枚を後手に渡して居玉ので、この順番はない感じですね。
評価値的には後手+300点ですが、先手側は最善手を指すのは難しそうです。

8手目△5八玉に変えて▲8二角成

  1. ▲8二角成 -> 飛角交換はいけるという判断
  2. △同銀
  3. ▲5八玉 -> ▲5八金は以下略です
  4. △2七角成
  5. ▲7四飛
  6. △7三銀
  7. ▲7六飛

手数が短いですが、ここまでとします。
なんか石田流ぽくした感じに合流しました。
相手は飛車2枚あるので、そこに注意しながら左美濃に組んで、馬を上手く作りたい感じです。
先手は中住まいに構えてバランスをとる感じですね。

思ったより難しい将棋になりそうな感じがしますが、馬を自陣で使っていける後手側の方が指しやすそうです。

12手目△3四歩に変えて▲7三角成

  1. ▲7三角成 -> 無理矢理竜を作りに来た手順を見てみましょう
  2. △同桂
  3. ▲同飛成
  4. △9五角

以上王手飛車取りでした。

最後に

しばらく課題局面だったこの乱戦ですが、今回をまとめてる最中にも早石田やってくる人には頻出しました。
つまりは級位者だと覚えておいた方が良い局面となっていると断言できるものと思っています。

居飛車党みなさんの役に立てれれば幸いです。 ちなみに4手目△4二玉以外も勉強しましたが、この手順が一番楽だったのも合わせて覚えていただければと思います。

4手目△6二銀とか△8五歩早突きとかも本に書いてたけど、訳分かりません・・・

今回使用したソフトやサービス

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